東京スネークセンターでも100匹を超えるヘビたちに冷凍マウスを与えています。健康を第一に考えて鮮度と栄養価に優れた冷凍マウスをご提供しているつもりですが、、ちょっと待って!
どんなによいマウスでも解凍方法を間違えれば品質が悪くなってヘビたちが体調を崩す原因になりかねません。
今回は「失敗しない解凍方法」をご紹介しますが、実は方法は2つしかありません。それは「湯せん」か「冷蔵庫」です。必ず正しい方法で解凍するように実践しましょう。
後半の「やってはいけないNG集」もぜひ参考にしてください。

あなたはどっち派?
冷凍マウスの解凍方法の比較
| 湯せん | 冷蔵庫 | |
|---|---|---|
| 手軽さ | 今すぐ給餌したいとき | 前日からの準備が必要 |
| 解凍時間 | 10分~1時間程度(※サイズによる) | 12時間~24時間 |
| 対象サイズ | ピンクマウス~アダルトMくらい | アダルトM以上、ラット30g以上 |
| 注意点 | 50℃以上のお湯は厳禁 | 給餌直前の加温が必須 |
| おすすめ | 給餌を手早く終えたいスピード派 | 鮮度を重視するこだわり派 |
※解凍時間の目安:ピンクマウス5分~10分、ホッパーマウス約20分、アダルトマウス約30分、大きいラット約1時間、ひなうずら約10分 ※同時に解凍する数が増えればそれだけ時間がかかります
湯せん
最も一般的な方法です。すぐにエサをあげたい人向け。ただし注意も必要です。
• 手順
マウスをポリエチレン製の薄い袋に入れてタッパーやボウルに用意したお湯につけます(38℃〜40℃、お風呂の温度くらい)
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途中で氷水のように冷たくなってきたら再びお湯に差し替えます(38℃〜40℃、お風呂の温度くらい)
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袋に手を入れマウスを軽くにぎってみて芯に冷たさや硬さがなくなっていたら解凍完了です
※解凍時間の目安:ピンクマウス5分~10分、ホッパーマウス約20分、アダルトマウス約30分、大きいラット約1時間、ひなうずら約10分 ※同時に解凍する数が増えればそれだけ時間がかかります
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給餌する直前にマウスをお湯で温めてマウスの温度が40℃くらいになったら直ちに与えます(マウスの体温が40℃のため)
• ポイント
※マウスをお湯に直接つけるとにおいが薄くなるため必ず袋に入れて解凍してください
※袋に穴が開いてマウスがぬれた場合はマウスを取り出してペーパータオルなどで水気を取り新しい袋に入れて温めます
※サイズの違うマウスを同時に解凍始める場合は解凍時間やにおいの違いを考えていくつかの袋に分けましょう(ピンクマウス、ホッパー、アダルト、リタイア、ラット、ひなうずら)
※雑菌を防ぐために袋は毎回新しいものか消毒済みのものを使用するようにします
※ジッパー付きの袋でも解凍できますが袋が厚い場合は解凍時間を少し長めにしてください
※マウスの鼻血が出て気になる場合はペーパータオルなどでふき取ってください、そのまま与えても問題はありません
※解凍後にすぐ与えられなくなった場合はマウスをいったん冷蔵庫に保存してください
※ボールパイソンなどピット気管を持つヘビには最後の加温を40℃~45℃くらい熱めに温めたほうが反応がよくなります
冷蔵庫での解凍
最も品質を損なわない解凍方法です。私たちが食べる肉や魚と同じ扱いです。ピンクマウスは冷蔵庫を使うまでもありません。
・手順
冷凍マウスをジッパー付きの袋などに入れてしっかり密封します
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給餌する前日に冷凍庫から冷蔵庫へ移します(解凍時間12時間~24時間)
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給餌する直前にマウスをお湯で温めてマウスの温度が40℃くらいになったら直ちに与えます(マウスの体温が40℃のため)
・ポイント
※袋の厚さはとくに関係ありません
※サイズの違うマウスを同時に解凍始める場合は解凍時間やにおいの違いを考えていくつかの袋に分けましょう(ホッパー、アダルト、リタイア、ラット、ひなうずら)
※雑菌を防ぐために袋は毎回新しいものか消毒済みのものを使用するようにします
※マウスの鼻血が出て気になる場合はペーパータオルなどでふき取ってください、そのまま与えても問題はありません
※ボールパイソンなどピット気管を持つヘビには最後の温めを40℃~45℃くらい熱めに温めたほうが反応がよくなります

ごはんまだ?
⚠️ やってはいけないNG集
✕ 熱湯をかける
60℃以上のお湯を使用するとマウスの皮膚がいたんで内臓がでたり煮えて変質します
✕ ポリ袋の再利用はしない
解凍する際のポリ袋は雑菌を防ぐために毎回新しいものか消毒済みのものを使用するようにします
✕ 電子レンジで解凍しない
マウスの内臓から加熱が始まるため途中で破裂します、たんぱく質の変質がおきます
✕ 常温解凍や常温放置しない
マウスの内臓から急激に腐敗が進むためとても危険です、外側の見た目が変わらなくても内臓が腐敗しています、置き餌のときも注意してください
✕ 再冷凍しない
食べなかった場合や 給餌せずに余ったマウスは内臓がすでに腐敗している可能性が高いため廃棄してください、再冷凍しても食べられません
✕ 汚れた手でさわらない
解凍や給餌の前後は手洗いを徹底してペットと人の衛生管理に注意してください
✕ 食べ残しを使いまわさない
ヘビの唾液や排泄物がついたマウスを他のヘビに使いまわさないようにします、もしヘビが感染症や寄生虫を持っていたら他に感染拡大します
✕ 野生のネズミを与えない
エサ用のマウス以外は絶対に与えないでください、野生のネズミは病原菌や寄生虫を持っているためペットに伝染します
最後に
もの言わぬヘビたちはおなかが空きすぎて一見何でも食べるかもしれません。食事の品質は飼い主が注意してあげなければいつの間にか健康を害します。人間にとっても「食事にこだわる」ということはとても大切なことです。
今日から正しい解凍方法にもこだわってヘビと人間の健やかな生活を楽しみましょう。
